マーケティング(Marketing)
よくこんな質問をさせてもらいます。
「マーケティングって、どのような活動のことをいうのでしょうか。
できるだけシンプルに説明(表現)してもらえますか。」
広告代理店さんがやるような仕事とか
リサーチ会社さんがやっているような仕事とか
もう少し具体的にマーケティングを考える上で活用するフレームワークの数々が答えとしてかえってきます。
ところで、
マーケティングって何でしょう?
わたしたちは
「売れる仕組みづくり」
であると理解をし、アクションを起こしています。
「もうちょっとだけ知りたい」超簡単なマーケティングの変遷ページはこちらをクリック
違う切り口で、マーケティングに関するわたしたちの向き合い方についてお話します。
たとえば、『環境ビジネス』というテーマの講師で、ロシアの各都市を訪問したときに、
現地に到着したら、まず、何をするのかというと
移動の合間などに
市場調査です。
それぞれの都市のごみ箱の様子をチェックし、写真に収めます。
ごみ箱を、です。
これを講義のときにプロジェクターに映し出して
「ほら、あなたたちの住んでいる町は・・・」
などとやるわけではないです。
テーマである『環境ビジネス』の玄関を
広くし、入りやすくするために
そして、初対面となる講師の自分が、
「みなさんの住んでいる場所のことを少しでも理解しようとしている」
すなわち、
「わたしは、自分の知識だけを淡々と話しに来たのでは無いですよ。」
とメッセージを送るわけです。
これは、事実ですから自信を持って伝えきることができます。
「つかみはOK」とかコミュニケーションのスタート時のテクニックを言っているのではなく
これが
マーケティングの本質に近いのです。
聞く耳を持ってもらう、気持ちが少しだけ前傾してもっと話を聞きたいというスイッチが入る
この様子と
「売れる仕組みを作る」ことが
何だか、とっても似ていることに気づいていただけると思います。
もちろん講義の内容そのものがおもしろいことは言うまでもありません。
すぐに置き換えてみてください
そう、購入した商品やサービスで、ガッカリさせるわけにはいかないじゃないですか。
ということなのです。